パルシステム千葉 松戸センター HUG体験会(3月22日実施)
3月22日(金)、市民の防災意識向上、防災知識の普及・啓発のため、HUG(避難所運営ゲーム)体験会が開催されました。
1.参加者
参加者は、生活協同組合パルシステム千葉 松戸センターの会員5名と、パルシステム千葉の職員4名、合計9名です。皆様非常に関心を持って、熱心に取り組んで下さいました。
2.HUGの体験
2班に分かれてHUGを1時間弱体験して頂いた後、各班で振り返りの話し合いを行って頂きました。「リアリティがあって良かった。」「良かれと思って判断しても、状況によっては不適切になってしまうこともある。」「受け入れとイベントへの対応を瞬時に行わねばならず、大変。」「課題も役割も多種多様で、瞬時に判断することは難しい。」等と、まさに現場を体験したような感想をお聞きしました。そしてそこからの学びとして、「避難者が同時に来るので、事前に役員内での分担が必要。」「通路、導線を考えておくことが必要(1度決めると変更が困難)。」「心理的に様々な方がいるので、それに応じた配慮が必要。」というように、事前準備の必要性を強く感じられたようです。
3.普段からの備え
災害時には予期しないことが起こります。このような体験会が、実際の災害の場面でどの程度役に立つかは分かりませんが、全く何もしないよりは、そういえばHUG体験会でこんなことがあった等と思い出すだけで、少しは落ち着いて行動できるものと思います。そして、できれば、災害に備えて実際に準備して頂いたり、災害が起きたらこうしようと身近な人同士で話をしたりする等、具体的行動に結び付けて頂くと嬉しく思います。
体験会の計画・実施に当たり、生活協同組合パルシステム千葉の関係各位から多大ご協力を頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。