日本防災士機構の定めたガイドラインに沿ったカリキュラムで構成され、防災や災害対応の専門家を講師として集合研修(会場研修)の形式で行われます。

集合研修では防災士教本に示す31講目のうち最低12講目以上を履修し、最低でも2日間以上の日程で実施されます。

なお、集合研修で履修しなかった講目については各研修機関が定めた様式のレポートなどの提出が義務づけられます。

履修講目(31講目)

●序論

第1講 近年の自然災害に学ぶ
第2講 防災士の役割

●いのちを自分で守る~自助~

第3講 身近でできる防災対策
第4講 耐震診断と補強
第5講 災害とライフライン
第6講 災害と交通インフラ
第7講 災害医療

●地域で活動する~共助・協働~

第8講 行政の災害対応
第9講 避難所運営と仮設住宅の暮らし
第10講 災害と応急対策
第11講 地域の自主防災活動
第12講 災害とボランティア活動
第13講 緊急救助技術を身につける
第14講 防災訓練

●災害発生の仕組みを学ぶ~科学~

第15講 地震のしくみと被害
第16講 津波のしくみと被害
第17講 火山噴火のしくみと被害
第18講 風水害と対策
第19講 土砂災害と対策
第20講 火災と防火対策 ●災害に関わる情報を知る~情報~
第21講 災害情報の発信と入手
第22講 災害と流言・風評
第23講 公的機関による予報・警報
第24講 地震に関する知見・情報
第25講 被害想定とハザードマップ
第26講 避難と避難行動

●新たな減災や危機管理の手法を身につける ~予防・復興~

第27講 都市防災
第28講 災害と危機管理
第29講 企業防災と事業継続計画
第30講 災害と損害保険
第31講 地域の復旧と復興