防災士16名が集って教職員などを対象に「DIG」を村上小学校で実施

“実施概要開催状況等” 令和6年1月20日(土)八千代市立村上小学校において、「DIG」を支部長が講師を行い、10グループのグループファシリテーターを、防災士13名により実施することができました。地元在住・在勤の防災士と主催校の校長先生で、事前に密な相談ができ、その後も市役所の危機管理課を含め、防災士会、学校とでメールでやり取りを重ねながら準備を行い、当日を迎えることができました。学校には、大正10年の地図やその他多数の地図が掲示されていました。今回は、大正10年の地図と現代の地図を重ね合わせて、危険個所をあらためて確認する作業も行えました。ハザードマップ、避難所などの説明では、日本防災士会と協定を結んでいる大阪大学の未来共生災害救援マップを使いました。


“開催の特徴的なイベント 参加された方の印象等”  開校150周年を記念した「1000カ所ミニ集会」として  1月1日に起きた「能登半島地震」に、防災を自分事ととらえた村上小学校・中学校の教職員、PTAの方、民生委員など60名を超える参加者が集って、活発な意見交換の中で進めることができました。日頃から、児童・生徒に教えている先生方からも、活発な発表を伺うことができました。「学校」と「地域」と「家庭」が密に連携・協働する中で、より強靭な防災がなされていくのではとあらためて感じることができました。
“支援した感想・課題等” 防災に関心の深い参加者が、熱心に話を聞く姿や、日頃防災士公人で活動している方を見て、あらためて、防災士会の大切さを感じました。自主防災組織や各避難所に一人以上の防災士がいることで、様々な専門的な知見を活かすことができると思いました。課題としては、まだまだ、防災士資格取得者や防災士会登録者がたりないのではと感じました。先生方や地域の方々から新たな防災士資格取得者が出ることを期待する取り組みになりました。