活動報告:ままのわミニセミナー災害編 講演「家族でできる赤ちゃんを守るための防災対策」

活動報告 ままのわミニセミナー災害編 講演「家族でできる赤ちゃんを守るための防災対策」
日  時 令和3年3月18日(木)14:00~16:00
場  所 茂原保健センター
開催名称 ままのわミニセミナー災害編 講演「家族でできる赤ちゃんを守るための防災対策」
内  容 防災講演「家庭でできる赤ちゃんを守るための防災対策」、ブース出展「防災リュックをつくるコツ」
講  師 平山優子 防災士
スタッフ 中村利孝 防災士

令和3年3月18日(木)茂原市保健センターにおいて「第3回ままのわセミナー災害編」(講演、展示・体験)が開催され、講演会講師として当団体会員が登壇しました。今年で3年目となるこのセミナーの目的は「地域防災力の向上、防災分野への子育て家庭の参画」、そしてテーマは「学ぶ、繫がる、強くなる」です。そこで今回の講演会では「自分と家族を守るスキルをつけること、地域のおける子育て家庭の参画の重要性を学ぶこと」を目標に開催いたしました。また、講演会後の体験・展示ブースでは、講師による防災リュックをつくるコツ、地域団体「もばぴよ」さんによるレジ袋を使ったオムツづくり、「災害対策コーディネーター茂原」さんによる避難所再現コーナーの設置、茂原市防災課による洪水ハザードマップの展示説明など、テーマに掲げた「繋がり」にも力をいれたセミナーとなりました。

今回の参加者は、1歳未満の赤ちゃん連れママ、妊娠中のご夫婦含め定員満員の20名。同時オンライン参加も募集していましたが、「実際に見てみたい!」という声が多かったということでした。セミナー後の参加者アンケートでは、「茂原の災害リスクを学び、実際に災害がおきたら・・・というイメージが湧きました」「防災を身近に感じ、備えの必要生を実感した」「使い方を実際に見れたのがよかった。早速備えます!」「自宅に帰って家族や子どもと共有したい」という感想をいただき、また主催者からは、」今回参加できなかった方へ、今回の内容をお伝えしたいので茂原市保健センターのHP・FBに掲載します」というご連絡もいただきました。大変有難く感じております。

さいごに、茂原市は、水害で繰返し被害を受けている地域であり、また地震被害想定では広範囲に液状化が起こる地域です。参加者からは、避難行動や発災初動行動について具体的に質問をいただきました。まずは命を守ること。つぎに長期化する被災生活を生き抜くこと。学んで、地域と繫がって、参画することで参加者自身が強くなっていくことを願っています。