山形での記録的な大雨による氾濫について

皆さま方には大変お世話になっている八千代市の矢野です。

防災活動お疲れ様です。

 

去る28日(火)に山形県を中心に記録的な大雨がありました。

この大雨により、日本三大急流の一つ最上川が流れる山形県大石田町では3か所で氾濫があったと報じられています。

大石田町の対応などについては、次のNHKWEBにありますので、ご参考にしていただければと思います。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200729/k10012539701000.html

報じられるように、町が避難勧告・避難指示(緊急)を空振りを恐れず発令したこと、また住民が避難情報に応じて直ぐに避難の判断・行動したことで、

人的被害は最小限に抑えることができたということです。

町の中心部に付近にある水位計グラフもお届けしますので、避難勧告・避難指示(緊急)が発令され時刻と水位を見比べていただければと思います。

今月は熊本の豪雨、球磨川の氾濫があったので、これらも教訓として生かされたようです。

他地域での災害を、他人事にしない、テレビの向こうの話にしない、対岸の火事にしない、自分の地域の状況に当てはめて考えることの大切さを、あらためて感じ取りました。

洪水では、氾濫したら逃げるとおっしゃる方も中にいますが、強い雨の中などでは、越水・氾濫・決壊を、いつ・どこで・どれぐらいのものであるかを

直ぐに掴めるものではない、

浸水の水位が急激に増、また流れのある中で避難しきれないこともあるので、早め早めの判断・行動をお願いしてゆきたいと思います。

また、河川の増水による水位は“徐々に”上昇するものでもはなく、急に上昇するので、水位計による監視だけではなく、上流の水位や流域で降っている雨の量も考慮することが必要、雨が止んでも水位は上昇することを解説してゆければと思つています。