8/19「習志野市在宅医療・介護連携推進のための多職種研修会」HUG(避難所運営ゲーム)を用いたワークショップ開催
8月19日(土)、日本防災士会千葉県支部の会員9名が講師として、習志野市の在宅医療・介護連携推進のための多職種研修会の一環として、HUG(避難所運営ゲーム)を用いた避難所運営のワークショップが開催されました。今年2月4日(土)に同様のワークショップを開催し、好評だったため、参加人数を2倍程度に増やして開催したものです。
1.参加者
参加者は、前回同様、市内の医師、歯科医師、薬剤師、保健師、社会福祉士など医療、介護、福祉関連の専門職の方々です。皆さん非常に積極的に意欲を持ってご参加下さいました。
2.HUGの体験
8班に分かれてHUGを1時間弱体験して頂いた後、各班で振り返りの話し合いを行って頂きました。「次々に人が来るので取り敢えず対応し、あとで修正することが多かった」「日頃の備えが大事だと思った」「個人情報の開示をどこまで行えば良いかなど、難しい問題も多かった」等のご意見が発表されました。
事前に完璧な準備などできるはずはありませんが、皆さんの発表をお聞きして、当日バタバタ対応するのではなく、避難所ごとに事前に決めておけることがあるのではないかと感じました。今日出された意見を整理して、個人情報の開示範囲の検討、避難所用トイレが届くまでの対応方法検討など、事前にできることを抽出し、防災部局とも連携しながら日頃の備えを充実させることが大事だと思います。「今日のワークショップは盛り上がって良かった」で終わらせるのではなく、今後の実際の防災活動につなげて行くことが非常に大事です。そのために、私達防災士も積極的に協力したいと考えています。