8/3東葛地区高校図書委員会HUG体験・防災図書紹介

8月3日(木)東葛地区高校図書委員会生徒対象に、午前中は、会場校流山北高校の校長先生のあいさつの後、避難所運営ゲームHUGを実施した。進行を濱本武將支部長、グループファシリテーターを中村誠防災士、石田健防災士、常盤ミサ子防災士、桜井信明防災士、葛生正文防災士がおこなった。午後は、防災に関する本の紹介を生徒全員が実施し、講師の濱本支部長が講評を行った。

東葛地区という広範囲の学校から図書委員会の代表生徒が5年ぶりに集まり、他の学校の生徒と仲良く避難所運営ゲーム(HUG)を実施した。日本防災士会千葉県支部で先月購入したばかりの「HUG新地震バージョン」の最新版を使って、より使い勝手がよくなったゲームで実施することができた。各学校の司書教諭・学校司書など引率教職員が温かく見守るなかで、伸び伸びと活発な意見交換をする中で、次々と避難者を運営側として、各場所に割り振ったり、役割分担をしたりすることができた。午後は、参加生徒が一人一冊ずつ防災に関する本を選んで紹介文を用意してグループ内で、本を読んで実際に体験をしたり、体験したいと思ったりしたことなどを発表しあった。生徒同士で話し合い、各グループで代表を決めて、全体の前で発表をして質問し合ったり、それに答えたりした。防災に関する意識を高めたり、知見を広げたりすることができていた。
講師担当も司書教諭でもあったので、図書の紹介と質問会などには、一人一人の努力を感じられてとても感銘を受けた。避難所運営ゲームの実施に際しては、初めてグループファシリテーターとして支援をした方もいたが、生徒一人一人が一生懸命行っている姿に好印象を受けたとの感想があった。