船橋市咲が丘中央自治会見学・意見交換会実施報告
日 時:2022年7月9日(土)14:20-16:40
場 所:三稜会館、船橋市咲が丘地区
開催名称:船橋市咲が丘中央自治会見学・意見交換会
内 容:見学、意見交換
参加人数:船橋市咲が丘中央自治会防災部会9名、日本防災士会千葉県支部5名、船橋防災連絡会1名
7/9(土)無事ですタオルの掲出訓練で全国的に知られる船橋市咲が丘中央自治会の見学と意見交換会が実施されました。
まずは15時より30分間地域の掲出状況を見学させて頂きました。掲出訓練の参加率は高く、無事ですタオルを外から見やすい形で門扉にかけたり、出窓に掲出したり、ビニールで覆ったりと各家庭で工夫され、訓練が地域で周知徹底され、各家庭でタオルの管理がきちんとなされている事が伺えました。また、防災部会役員から時折地域住民への声掛けもあり、地域住民の関係性の良さや環境の良さが感じられました。
見学の後、意見交換が行われ、中央自治会防災部会の豊富なスタッフや求心力形成のプロセス、ライフライン、今後の構想、AED、耐震補強工事、男女共同参画などについて話し合われました。
防災部会は東日本大震災を契機に防災リーダーの必要性が強く認識されたことから設立されました。様々なイベントや働きかけなどの効果もあり高い専門性を持った熱意のあるメンバーにより、発信力を持った組織として運営され、初代防災部会長内田さんの後継者も育っています。無事ですタオル導入当初は反対意見もありましたが、メリットを優先させて実行に移したことにより地域の防災意識の向上と連帯感の醸成に役立っているそうです。また、男女問わず普段から気軽に話せる関係性が築かれ、お互いに「頼りになる存在」として良さを活かし助け合っています。
最後に防災器庫の備品、工具なども見学させて頂きました。
今回は毎月一度の訓練の様子を見学させて頂き、貴重な体験談や苦労話も伺うことができました。
防災部会の皆さんの信頼関係と仲の良さ、地域の環境の良さが終始感じられ、長い時間をかけ、様々な問題を解決しながら現在の成功に至っていることが伺われました。地域で良い関係、良い環境を築き、日ごろから助け合えるようにしておくことが地域の防災力につながることを改めて学ぶ良い機会となりました。
お忙しい中、また暑い中真摯にご対応いただいた船橋市咲が丘中央自治会防災部会の皆さんにこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。