皆さんの近くに、浸水・洪水災害の危険はありますか?
<当支部の会員である板井秀泰様からの情報提供です。>
「ちば県民だより 6月号」において、マイ・タイムライン(私の避難計画)の作成を県民に求めています。
皆さんの近くに、土砂災害や洪水・浸水災害につながりそうな区域はありますか?
まず最初に、その点をおさえておくことが重要です。
今回は、浸水・洪水害に注目してみます。
今回は、浸水・洪水害に注目してみます。
(土砂災害は、6月5日の投稿<皆さんの近くに、土砂災害の危険はありますか?>を参照してください)
水は周囲より低い方へ低い方へ流れ集まってきます。
「1時間50ミリの雨」というのは、雨水が「1時間に50ミリメートルの高さまで溜まる」規模の雨です。
「たった50ミリ」と思うかもしれませんが、1平方メートル( 傘を開いたときの概ねの面積 )あたり50リットルになります。
「たった50ミリ」と思うかもしれませんが、1平方メートル( 傘を開いたときの概ねの面積 )あたり50リットルになります。
大量の水が次々と低いところに流れ集まり、水深がどんどん深くなる状況をイメージしてみてください。
従って、命を守る行動の基本は、溜まる水より高いところへ移動ということになります。
◆まず最初に確認することは、自宅等が、洪水浸水想定区域かどうかです。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/shinsui/index.html
https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/shinsui/index.html
〇確認すべきポイント
・浸水した場合に想定される水深
・浸水継続時間
・家屋倒壊等氾濫想定区域
【重要1】内閣府のチラシの裏面の下に記載している「3つの条件」を踏まえて、上記「〇確認すべきポイント」を整理してください。
【重要2】不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化
https://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000205.html
◆前述の区域(含 指定予定)以外、浸水・洪水の危険はない・・・とは限りません。
・川の近く(あっという間に水位が上昇し危険になる川もある)
・川の高さと同じ場所(川の水があふれると浸水)
・川の堤防より低い場所(川の水が堤防を超えると浸水)
・周囲より低くなっている場所(降った雨が集まって浸水)
◆大雨時に冠水する可能性があるアンダーパス部における事故防止を図るため、「道路冠水注意箇所マップ」を公表しています。