これからの時期、熱中症に警戒
毎日、天気予報で発表される「気温」は、どのような場所の気温か、皆さん、ご存じでしょうか。
風通し・日当たりの良い場所で、直射日光を避けた地上から150cm付近の空気の温度です。
天気予報で、気温35度と伝えても、日向の路面温度などは60度を超えることもあります。
道路やグランド、畑やハウスの中など、皆さんが活動する場所は、天気予報で伝えられる気温よりかなり高い可能性があります。
また、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは地面に近いため、背の高い大人より暑い空気に包まれることにくなります。
千葉県では、熱中症により搬送される人の数が、毎年3千人(全国では6万人)を超えます。
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
夏場だけでなく、暑さに慣れていないこれからの時期も危険です。
(令和元年5月の千葉県の搬送者195人、令和2年5月は、コロナの影響で未集計)
以下の情報等も参考に、ぜひ、熱中症を意識した対応をお願いします。
〇千葉県:熱中症に注意しましょう
https://www.pref.chiba.lg.jp/kansei/necchuusyou4.html
〇環境省:熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/
〇気象庁:熱中症から身を守るために
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
(参考)熱中症警戒アラート
気象庁では、4月28日より、環境省と連携して「熱中症警戒アラート」の全国運用を開始します。
https://www.jma.go.jp/jma/press/2104/23a/210423_keikai.html
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php
前日の17時頃及び当日の朝5時頃に、県内のどこかの地点で暑さ指数(WBGT)が33℃以上になると予想した場合に発表されます。
ただし、暑さ指数(WBGT)33℃は、熱中症搬送者が大量に発生する危険な状況です。
「熱中症警戒アラート」が発表されなくても、日頃から、熱中症を意識した対応をお願いします。
なお、暑さ指数(WBGT)は、28℃以上が「厳重警戒」、31℃以上は「危険」外出はなるべく避ける状況です。
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php