低気圧が近づくと、頭痛など身体の不調を感じる方、いらっしゃいませんか?

<このコラムは当会会員である板井秀泰様(印西市)よりご寄稿いただきました>

毎週日曜日の朝、TBSで「健康カプセル!ゲンキの時間」が放送されています。
6月11日の放送で「気象病」が取り上げられていました。
低気圧が近づくと、気圧の変化で体調を崩す方が多数いらっしゃるとのことです。
日本では約1000万人もいらっしゃるとのこと。
実は、私の妻もそうで「気象庁の天気予報より正確!」・・・なんて言っています。

◆原因
番組で解説された先生によると、気圧を感じるセンサーは、耳の奥にある「内耳」にあるそうです。
「内耳」は視界と連動し身体のバランスをとる働きがあり、ここが気圧を感知し脳に伝えているそうです。
ただ、気圧の変化は目に見えないため、気圧の情報だけ伝えられた脳が混乱し、それがストレスとなって、頭痛など身体の不調を引き起こす原因になっているとのことです。
内耳センサーの敏感な方ほど起こりやすく、子供の頃から片頭痛がある人や乗り物酔いをしやすい人も、このような症状が出やすい傾向にあるようです。

◆対策
予防するには、「内耳」の血行を良くしてセンサーの過敏さを抑える方法が有効だそうです。
<梅雨痛のオススメ改善法「くるくる耳マッサージ」>
▼耳を軽くつまんで 上下・横に5秒ずつひっぱる
▼耳を外側にひっぱりながら5回ゆっくりと回す
▼上と下から耳をたたむように閉じて5秒キープ
▼手のひらで両耳を覆い後ろに5回まわす
▼朝昼晩、1日3回程度行うと効果的
(注)強くやりすぎない!痛みが強く出る場合はかかりつけ医に相談!

【番組ホームページ】
TBS 健康カプセル!ゲンキの時間
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