急な大雨・雷・竜巻から身を守る~千葉県富津市で突風被害~

<当会会員である板井秀泰様より投稿頂きました。>

令和3年11月9日14時ころ、千葉県富津市で突風による被害が発生しました。
<現地調査>
銚子地方気象台が行った現地調査によると、11月9日13時50分頃、千葉県富津市富津から新富にかけて突風(「竜巻」の可能性が高い)が発生し、その強さは風速約35m/sと推定されています。

<気象状況>
9日未明から夕方にかけて発達した積乱雲が千葉県を通過するおそれがあることから、銚子地方気象台は、突風前日の8日夕方に<雷注意報><千葉県気象情報>を発表し、発達した積乱雲に伴う現象(落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、降ひょう)に注意を呼び掛けました。
【重要】「雷注意報」は「落雷」のみならず、発達した積乱雲の伴う現象(急な強い雨、突風など)に注意。
(参考)<竜巻等に関連する段階的な情報の発表イメージ>

〇発達した積乱雲がもたらす「急な大雨・雷・竜巻」から身を守るためには
リーフレット「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」
防災啓発ビデオ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」
リーフレット「竜巻から身を守る~竜巻注意情報~」

〇少し補足(竜巻注意情報)
「竜巻注意情報」は、気象レーダーにより、積乱雲のなかに直径数キロメートルの大きさを持つ低気圧性の回転(「メソサイクロン」といい、竜巻と関連性があるといわれている)が存在すると推定できる場合や、スーパーコンピューターで計算した数値予報の結果から「竜巻発生確度」が「2」となった場合などに発表します。
今回の富津市の事例では「竜巻注意情報」は発表されませんでした。
<ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)>を確認すると、当時「竜巻発生確度」は「1」となっていました。

〇参考(竜巻等の突風データベース:気象庁)
<2016年3月以前:千葉県分>
<2016年4月以降>