勉強会<みんなが楽しく参加できる防災を目指したい…>『マンションの自主防災組織について話しましょう!』開催

日  時:令和3年8月8日(土)19:00~20:00
場  所:ZOOMミーティング
開催名称:<みんなが楽しく参加できる防災を目指したい…>『マンションの自主防災組織について話しましょう!』
内  容:ディスカッション
参加人数:6名
話材提供者:会員 早川豊史さん

2021年8月8日(日)、会員向け勉強会<みんなが楽しく参加できる防災を目指したい…>『マンションの自主防災組織について話しましょう!』が行われました。

【内容】

船橋市のマンションの事例(自主防災組織立ち上げを計画中)

0 .マンションの概要

1.マンションの課題認識

・無関心/マンションも住民も高齢化/マンションの防災体制はこれから

2.三つのステップ 三か年計画 自助→共助→公助

・今年度の 「自助」へ心の準備づくりとして『防災新聞』の紹介

3.楽しみながら在宅避難の準備


話題提供されたマンションの取り組み構想をもとに、防災会組織を既に運営している会員やマンション防災に取り組んでいる会員から様々な実例やアドバイスを頂き、活発な議論が行われました。

・組織作りについて:2年で交代する理事会と固定役員の互助組織の両立により、持続的な防災体制を構築する

・マンションの住民の高齢化が進む現在、福祉と防災を組み合わせて考える

・安否確認の『無事ですタオル』を配布し活用

・被災時のトイレや水道使用の可否の判断:竣工図を基に経由ポイントを住民レベルで点検→確認できるまでは使わない

・設備の業者清掃や点検のタイミングや成果物を利用

・マンションの見学ツアーにより住民の自助意識を高める

・エレベーター:災害時一般のエレベーターへのサービスマン派遣の優先度は低い。保守点検の時に防災訓練の実施も可、安全度を高めるための仕様変更

・防災新聞には多くの事を書かず、インパクトのある言葉を使い、住民の想像力を醸成

・訓練ができない中でもエントランスで防災ビデオ放映、簡易トイレ展示など可能

・自助、互助、近助、共助の体制づくりを


活発なディスカッションを通じて密度の濃い情報交換が行われた一時間となりました。