皆さんがお住いの地域で、震度6強の強い揺れが想定されています
<当支部の会員である板井秀泰様からの情報提供です。>
千葉県を含む南関東地域では、マグニチュード7程度の地震の発生確率が、今後30年以内に70%程度と、非常に切迫しています。今後30年というのは、「30年後」ではありません。「30年以内」ということであり、明日、発生するかもしれないということです。
添付の図は、「平成26・27年度千葉県地震被害想定調査報告書」に掲載された、各地の最大の揺れを防災リスク対策用地震の震度として算出したものです。
<想定した直下地震から発生しうる最大震度分布図>
千葉県のほぼすべての地域で、震度6強の強い揺れが想定されています。
明日、皆さんが住んでいる地域で「震度6強」の強い地震が発生するかもしれないのです。
まず、「震度6強」とはどのような揺れなのか、気象庁のリーフレットを見てイメージできるようにしてください。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/kaikyuhyo/index.html
そして、落ちてくる物、倒れてくる物など、あなたやあなたの大切な人の命に危険を及ぼすリスクが身の回りにないか点検してください。
ぜひ、来るべき強い地震に備えてください。
平成30年6月18日に大阪府北部を震源とした震度6弱の地震が発生しました。
この地震により、小学校のプールのコンクリートブロック塀が倒壊し、通学途中の児童が死亡する痛ましい事案が発生しました。
皆さんの近くに、ブロック塀や石塀はありませんか。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/taishinkaishuu/cbanzen.html
高いビルでは、揺れが長時間(10分以上)続く場合もあります。
長周期地震動と呼ばれる現象です。このような現象にも備えておく必要があります。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/choshuki_leaflet/index.html
〇関連資料
地震・津波対策(千葉県ホームページ)
https://www.pref.chiba.lg.jp/cate/baa/jishin-tsunami/index.html
平成26・27年度千葉県地震被害想定調査報告書
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/higaisoutei/2627houkokusho.html